YOLOしく我が人生

不眠症と発達障害のせいでニートやってるけどこのままじゃいけないと思い立ち色々頑張ってる精神障害者のブログ

温泉に医学的根拠はあるのか?疑似科学なのではないか?

   

火山大国日本は各地に温泉が湧き出る、まさに温泉大国です。入浴が好きな日本人は当然温泉に入ることも大好きです。日本国内に存在する温泉の数は3,000を数えます。

温泉は昔から様々な疾病に効くとして人々に利用されてきました。しかし、私はこれについて一抹の疑問を抱きます。

いくら泉質がただのお湯とは違うとはいえ、入浴するだけで病気が治るなんてことがあり得るのか?と常々思っています。

正直調べていてもエビデンスに乏しく、一定の効果はあるようですとは書けても絶対に間違いなく効く!とは言えないようで、少々歯切れが悪いようです。

温泉は医療が未発達だった時代の数少ない拠り所だった

まだ医学が未発達だった大昔、医師もおらず誰に頼ることも出来なかった時代、唯一の拠り所として温泉にすがるのは当時の状況を考えれば必然だったと言えます。

戦いで傷ついた身体を癒やすのに温泉はもってこいだったのでしょう。徳川家康は熱海の湯をこよなく愛していたのは有名で、よく熱海で湯治をしていたと伝承に残っています。

しかしながら、これは昔だからまだわかりますが、ここまで医学が発達した現代において今もなお温泉が療法の一種として一定の地位を得ているのは何らかの医学的根拠があるのか、はたまた効能は嘘っぱちだけど昔から愛されてきて効くと言われているからなんとなくそれを信じているオカルトチックなものなのか、どうなのでしょう。

とりわけ西洋医学が流入してきた明治時代、温泉は医学的根拠に乏しいものとして駆逐されようとしていった流れがありました。だって東洋医学って漠然としてますからね、そうなるのも無理はない…。

 

温泉は全く効果が無いと言えば嘘になるけど、万能なものではない

私は温泉は一定の効果こそあれど、あらゆる疾病を癒やす万能なものではないと考えています。

もし本当に温泉が健康をもたらすのであれば、温泉地に住む人の平均寿命は際立って高いはずですがそういう根拠はありません。

最新のデータでは、日本一の長寿県は男性が滋賀県で女性が長野県です。

例えば大分県は別府や由布院などの温泉が大変有名なおんせん県として売り出している県です。もし温泉が健康増進に効果をもたらすなら大分県が日本一の長寿県になっていないとおかしいはずです。

しかし大分県は長寿ランキングで男性9位、女性12位と一二を争うほどのトップクラスではありません。

街中では常に蒸気が噴出し、週に何回も良質な温泉に入っている別府温泉郷を持つ大分県が1位や2位じゃないことを考えると、やはり湯治というものにいささかの疑問を持たざるを得ません。

 

もし本当に温泉に効能があるなら日本の医療費は逼迫しない

今の日本ってとても医療費が逼迫した状況にありますよね。高齢化がすごく進んでいるから致し方ない部分もありますが。ただ、もし本当に温泉に効果があるのであれば国が助成金を出してまで温泉に入らせようとしませんか?

もし温泉に入るだけで病気が治るのでしたら、国から助成金が出て温泉に安く入れるようになったり、ボーリングもしまくると思うんですよね。

それをしないってことはやっぱり民間療法の域を出ていないと思うのです。

あと温泉ってよくアトピーに効くとか言うじゃないですか。あれも疑問で、アトピー性皮膚炎はどれだけ医学が発達してもなかなか根絶されない、闘病している人間にとっては本当に辛い難病です。

アトピーを治したいためになんとか藁にもすがる思いで、時にはアトピー患者を食い物にした詐欺商材に引っかかってしまう人もいるくらいアトピー患者は苦しんでいます。

もし温泉で本当にアトピーが治るなら、アトピーで苦しむ人って居なくなると思うのですが。でもアトピーって根絶されてないですよね、主な治療法は相変わらずステロイドでしょ。

そう考えたら温泉に効能がズラッと列挙されているのを見ると、私はどうにも胡散臭いと思ってしまうんですよね~…。

温泉地には大抵温泉を用いた温泉病院があります。医療施設でも温泉が入り込むとなると、これはやはり一種の宗教や思い込みなのでは…と感じてしまいます。

 

温泉は娯楽、歓楽的な要素としては存在価値は認められると思います。特によく整備された視覚的に美しい大浴場はやはり普段の入浴とは気分が違います。

しかし、そこに医学的根拠の乏しい健康増進の効能まで謳いだすのは、ただなんとなく耳障りの良いことを列挙しておいて客に有り難みを増させるだけのものなんじゃないかなと思ってしまいます。

個人的な価値観で湯治をするのは人の自由だとは思いますが、私は温泉は行楽の一つに留め、健康増進作用までは信じないことにします。