YOLOしく我が人生

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セリーグDH制導入が本格議論。もうDH無の野球環境を無くそう。隔年入れ替えはNG

   

2019年のプロ野球日本シリーズは巨人がソフトバンクに全く歯が立たずボロ負けしたことによって、読売巨人軍の原監督は改めてセリーグがパリーグに比べて遅れを取っていることを痛感させられたようです。

これをきっかけに、原監督は「セリーグでもDH制を導入すべき」との提言をしました。

DH制は「野球は9人で行うもの」という本来の姿を大きく捻じ曲げ、保守的な野球観を持つ環境では採用されていません。

例を挙げるとNPBのセリーグ、MLBのナリーグ、少年野球、高校野球、東京六大学野球などです。

それ以外はほとんど採用されていると言っていいでしょう。韓国や台湾のプロリーグも、独立リーグや社会人野球でも採用されています。

国際試合であるWBCも採用されていますし、まさにDH制は野球における新たなスタンダードです。DHを採用しない方が逆に何故DH無に固執する?とさえ思えます。

野球は長い歴史の中で様々なルール改変があり、今に至ります。DHもまた、野球のスタンダードとして認められるべきではないでしょうか。

 

野球の伝統に拘るなら、なぜ伝統から外れたコリジョンルールやビデオ判定は受け入れられている?

DHは野球の伝統を大きく捻じ曲げるとの批判があります。しかし、それを言うならコリジョンルールやビデオ判定もまた伝統から逸脱した新しいルールです。

コリジョンが導入されたのは無用な捕手の怪我を防ぐためですし、ビデオ判定も平等性のある判定により、双方が納得し抗議を長引かせず、試合時間の短縮に寄与しています。

このように、野球のルールは時代の流れと共に合理性のあるものへとどんどん刷新されており、今日では当たり前のように受け入れられています。

しかしそれならば何故、DHだけは頑なに拒む層が一定数存在するのか理解に苦しみます。

DH制の有無はリーグの色分けになるという意見もあります。しかし、リーグの色分けなど所属チームや本拠地球場だけで十分だとも思いますが。

 

実はオープン戦や二軍の試合ではセリーグもDHを使っている

DH無しに固執するセリーグですが、実はオープン戦や二軍の試合ではDH制を採用しています。

これは言うまでもなく、オープン戦や二軍は出場できる選手が一人でも多い方が都合がいいからです。オープン戦は選手を試さねばいけませんし、二軍は選手を育てなければいけません。

これは即ち、セリーグもDH制の合理性を認めているのです。オープン戦や二軍の時だけ採用しておきながら、一軍の試合では何故か頑なに採用しないのは、私にはよくわからないですね。

ちなみに、オールスターもDHが採用されるのは祭典には一人でも多くの選手が出れた方がいいだろうという配慮によるものです。

このように、オープン戦、二軍、オールスターとあらゆる場面でDH制は採用されているのであり、日本のプロ野球においてDHが採用されないのはセリーグの一軍の試合だけなのです。

 

実はセリーグ球団はほとんどDH制の採用に前向きで、唯一広島だけが反対している

巨人は前々からDH制には好意的です。やはり巨人は資金力が潤沢ですので、例えば守備難で長打力のある外国人を大金で獲得し、その選手をDHで使うということが出来れば、これは巨人にとって追い風でしょう。

それと全く同じような理由で阪神もDHには好意的です。もしセリーグにDH制があれば、金本をDHで使い続けることが出来たであろうにもったいないなと思います。

さて、そんな中唯一広島カープはDH制に反対しています。あの強い広島がなぜ…?と思いましたが、調べてみればとてもふざけた理由でした。

DH制があると、レギュラー選手が一人増えますよね。となるとそのDH専門のレギュラーに多くの給料を払わねばなりません。

資金力が無い広島は、選手に支払う給料が高騰するというそんな理由で反対しているのです。なんと情けないことでしょうか、もしこのせいでセリーグのDH採用が遅れているのだとしたらとんだ迷惑者です。

選手年俸が高騰するのが嫌なら、これには解決策があります。

DH選手をローテーションで回すのです。これはMLBでは既に一般的になりつつあるのですが、DH選手を固定せずその日に応じて様々な選手を使えばよいのです。

すると出場回数が分散され、年俸を抑えることが出来るコストパフォーマンスに優れた起用法としてMLBでは浸透しているのです。

 

隔年でセパのDH有無を入れ替えればいいというふざけた意見に物申す

セリーグでもDH採用をという話題になるとすごくこの意見が多いです。

隔年でDH制をセパで交代すれば平等でいい」というものです、あのですね、こんな意見ははっきり申し上げてふざけてますよ。

何故なら、野球規則において「リーグは、指名打者ルールを使用することができる」と明記されており、DH制を導入するかどうかは各リーグの判断に委ねられるのです。

パリーグは1975年からDH制を採用し、今日に至るまで連綿とその歴史を紡いできました

それをですね、「パリーグばかりDH採用して強くなってズルいからセリーグと交代にするべき」とか軽々しく言う人間には反吐が出ますわ。

そもそも、「隔年でDH制をセパで入れ替えたい」という意見を出す時点で、結局セリーグのファンってDH制の合理性やその効果を認めているんでしょ?DHのあるパリーグが羨ましいんでしょ?

それをね、先述したように1975年から連綿と紡いできたパリーグのDH制の歴史を断絶しようだなんて、これはパリーグに対する冒涜以外の何者でもない!

自分達もパリーグに追随してDH制を導入すればいいだけの話で、パリーグからDHを取り上げる方向に持っていく足の引っ張り合いはまさに典型的な日本人の思考と言えましょう。

つまりセリーグファンはリーグ格差を是正するための最善策が、パリーグからDHを取り上げ、自分達がDH制を持つことでパリーグを弱体化させることだと考えているのです。実に情けない負け犬思考です。

そうではなく、セリーグもDHを採用して自分達も強くなり、パリーグに追いつけ追い越せの精神で頑張ればいいではないですか。

そんな後ろ向きな考え方をしているから、いつまで経ってもセリーグはパリーグに比べて弱いんだよ!と心の底からは私は思うのでした。

古い価値観に固執し、人気にあぐらをかき、これといった企業努力をせず、リーグ全体ではなく自球団のことしか考えず、足の引っ張り合いをし、観客動員数でしかパリーグにマウントが取れない(しかも巨人と阪神が際立って人気があるだけ)セリーグに、私はただの一つも魅力を見出だせません。

 

最後に、ヤフコメにとても良いことを言っているコメントがあったので引用だけしてこの記事を締めさせていただきます。このコメントの中に、パリーグの苦難とそれを乗り越えて企業努力した結果今があるということを端的に表しています。

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