YOLOしく我が人生

不眠症と発達障害のせいでニートやってるけどこのままじゃいけないと思い立ち色々頑張ってる精神障害者のブログ

バイト・パートを低賃金で使い潰す日本はいい加減変わるべきではないか

 近頃またSNSによるバイトテロが問題となっています。昔バカッターが大流行しました、2013年頃の話です。

しかし今、若年層は動画アップの場所をツイッターからインスタグラム・TikTokに移して馬鹿な行動をアップロードして炎上しています。

くら寿司の民事・刑事両面での訴訟はすっかり話題となっているところであり、当事者の若者は憔悴しきっているとのことです。

もちろん馬鹿なことをして、それをネット上にアップロードする行いは愚行であり許されることではありません。

しかし、この問題を根本的に解決するにはモラル教育の徹底だとか訴訟で牽制して抑止を狙うとかそういうことではなく、もっと考えるべきことがあるのではないでしょうか。

非正規で低賃金で人件費をケチってきたツケが回ってきたのではないか

日本ってほんと労働者に対する扱いが酷すぎると思うんですよね。こんなのはおかしいですよ、だって企業は労働者が居なければ会社が回らないわけです。だから人件費には一番投資しなきゃいけないし、ここだけは絶対にケチってはいけない部分だと思います。

それなのに日本の企業というのは人件費を削減してコストカットすることしか頭が無いのか、飲食やスーパー、コンビニ、ドラッグストアなんかは非正規雇用のアルバイトやパートタイマーが支えていて、彼ら無しじゃ店が回らない状態です。

日本企業は労働者のことを駒としか思っていません。労働者もまた一人の人間であり、それぞれの人に生活があります。低賃金で人を使っておきながら、問題が起こったら責任を追及するのはどうなのでしょうか。

賃金は半人前、しかし問題を起こした時の責任は一人前に取らされる。なぜこんな企業側にばかり都合がよく労働者側にとってあまりに不利で不公平な労働契約がまかり通っているのでしょうか。

もちろん、今回のバイトテロは愚かだとは思うし、イタズラ行為をわざわざネット上にアップロードするのはモラルに欠けており反省する点は多いにあるでしょう。

しかし元はと言えば、結局低賃金で働かせているからこのことが起こったと私は考えております。「賃金は関係ない、社員教育を徹底すべきだ」と言う人もいます、しかし私は絶対に関係していると考えます。

 

待遇が良ければ底質な人間をふるいにかけられ、離職率も下がるだろう

例えば外資のコストコは時給が1,500円とかで最低賃金に比べたら随分と高水準なわけです。これはコストコが外資企業で合理的な考えに基づいているものです。賃金を高めに設定すると次のようなメリットが得られます。

  • 倍率が激しくなり、有能で誠実な人間が集まり底質な人間を雇わなくて済む
  • 高賃金の分給料に見合った仕事をしようとするので社員の生産性が上がる
  • 高賃金が支払われることでモチベーションが生まれ会社に対して忠誠心が生まれる
  • 高待遇の立場を手放したくないので一生懸命誠実に働き、離職率が下がる。
  • 高賃金で社員を引き止めて離職率を下げれば企業は新人を一から教育するコストを削減出来る

これくらいはあると思うんですよ。賃上げをすれば、上に書いたように底質な人間がやってこないからバイトテロをするような高校生・大学生がふるい落とされます。

また、待遇が良ければその待遇の良い職場を絶対に手放したくないと考えるので、それがバイトテロの抑止に繋がるでしょう。馬鹿なことをして解雇されて、高待遇の職を失いたくはないでしょうからね。

日本のブラック企業が本当に頭悪いなと思うのは、薄給激務で人をこき使って離職率を上げていることです。離職率が高く従業員がどんどん入れ替わっていけば、新人が入る度に一から仕事を教え直さなきゃいけません

仕事を教えて先輩の補助無しに一人前に働けるようになるまでそれなりに時間ってかかるじゃないですか。

でもブラック企業は労働環境が劣悪だからすぐ人が辞め、また新しい人を採ってきて社員教育し直して時間を取られ、結果労働生産性を下げているんです。いやぁ~ブラック企業ってなんでこんな頭悪いんですかね?w

それにに対して外資って日本と違って頭がいいし合理的だから大体金払いがいいんですよ。マクドナルドもそうです、マックは原田泳幸氏のせいで一時期ものすごく低迷していましたが、カサノバ氏のおかげで見事に立ち直りました

彼女はマックで働くクルーへの待遇改善を惜しみませんでした。

この記事を読んでいると、如何に原田泳幸氏のような日本人経営者が無能でカサノバ氏のような外国人経営者が有能であるかがわかります。

はっきり言って、日本の労働環境がブラックで蔓延しているのは日本人が馬鹿だからなのではないでしょうか?

極端な話、この国の企業が全て外資になって外国人経営者や外国人上司ばかりになってしまえば、日本の労働環境はブラックではなくなると思っています。

 

日本企業は人件費をコストだと思うな、一番大事な必要経費だと思え

日本企業はお客様第一主義があまりに過ぎます。そのせいで労働者が犠牲になっているのです。日本の質の良いサービス業やら顧客満足度の高い店は、労働者が忍耐強く耐え抜いた犠牲の上に成り立っているのです。

さて、バイトテロの話に戻すと、バイトテロを防ぐ一番の手段は賃上げだと考えています。くら寿司が行う民事・刑事訴訟は別に批判はしませんが、あれはただの損害賠償請求であり抑止力にはならないと思います。

私はスーパーマーケットでパートをしていた経験がありますが、それと比べるとあまりに飲食店のバイトはキツいでしょう、客として見ているだけでもわかります。

あのてんてこ舞いになって働いている姿を見たら、時給1,500円くらいは貰ってもいいんじゃないかと思って見ています。

飲食チェーン店の稼ぎ方って、全国展開してそこに数少ない正社員を置き、残りは大量の非正規バイト・パートで回すというのが基本じゃないですか。大半を非正規雇用に頼ることで人件費を出来るだけコストカットしつつ営業利益を上げると。

しかしそれをやるのは結構ですが、ならば非正規雇用にも時給は1,500円くらい与えるべきです。それが出来ないなら全国津々浦々にやたらと店舗展開しなければいい

だから私は飲食チェーン店は以下の選択肢から一つを選ぶべきだと思います。

  1.  非正規雇用にも時給1,500円程度の高待遇を用意する
  2.  1が出来ないのなら店舗数を縮小して限られた店舗数に抑える

1も2も出来ないなら潰れて淘汰されるか、外国式の合理的な経営方法を取り入れることですね。

最近世間を騒がすバイトテロは、もちろん当事者のモラルの低さもあるでしょうが根本にあるのは賃金の低さが原因だと思います。最低賃金で働かせておいて、それで仕事は最大限求めるとかおかしいでしょう。仕事して欲しかったらそれなりの給料を払えということです。

野球で例えるなら、3割30本100打点打てるようなものすごいスラッガーが欲しかったら、普通年俸2億とかの高額を支払うでしょう。日本社会は野球で例えると3割30本100打点の成績を残せる選手に年俸2000万で働かせているのと同じです。

 

低価格で高品質な物を求める我々消費者にも責任はある

あとですね、我々消費者側ももう少し意識を変えた方がいいと思いますよ。くら寿司って一皿100円でかなり安く寿司を食べられるじゃないですか。でも所詮一皿100円なんて安い寿司屋には、それなりの理由があるんですよね。

高校生バイトで賃金をケチっているからあれが成り立つのであって、我々はあぁいう裏で何をされていて何が付着しているかわからないようなものを食べさせられるというリスクを考慮すべきですよ、だって一皿たった100円なんだもの。

我々が低価格・高品質な物を求めるが故に、企業は低価格で高品質な寿司を食べられる店を作って儲けようとし、その結果低賃金で底質なバイトを雇い、このような問題が起こっているのです。

変なものが口に入ってしまうというリスクを回避したかったら、一皿100円のくら寿司とかスシローとかかっぱ寿司ではなくすしざんまいとか銚子丸とか高い店に行けばいいじゃないですか。

経験談から語る、賃金が安いことで生まれる感情

先述の通り私はスーパーマーケットで少しパートとして働いた経験があるんですけど、その時に感じていたのは如何に手を抜きながら仕事をするかでしたね。

何故なら、一生懸命100%の力を出してキビキビ働こうが、70%くらいの力で手を抜きながら働こうが貰える給料は同じだからです。

それだったら誰だって手を抜くでしょう、これで努力量次第で給料が増えるなら頑張りますが、同じ賃金なら当然手を抜きます。

そう考えると、実はチップ制度って客と労働者双方にメリットがある合理的なシステムだったんだと働いてみて初めて気付いたのです。

チップがあると、労働者はチップ欲しさに丁寧な接客や振る舞いを心がけるでしょう。それでチップを弾んでくれればキビキビ働き、チップが渋ければそれなりの仕事しかしません

よく欧米のチップ制度は面倒くさいってネットで批判されてますけどね、労働者目線で見たらあれって絶対良いですよ。

日本人ってサービスや無形のものはタダだと勘違いしていますからね。たかがファミレスごときにもきちんとした接客が求められるのもこういうところに起因しているのでしょう。

考えてみれば日本人は形の無いものを捉えるのが苦手な民族なのでしょうか。

少し話が逸れますがキャッシュレスの話題でもそうです、日本人って「キャッシュレスだと形として見えないから金を使った感覚が無くて使い過ぎてしまいそう」とか訳の分からないこと言う人多いじゃないですか。そう考えると日本人は目に見えないものを捉えることが極めて下手な民族なのかもしれません

さて、話を戻すとそれなりの対価しか支払えない場合にはそれなりのリターンしか返ってきません、こんなの常識です。

しかし残念ながら大半の日本人はそれなりの対価でハイリターンを求めます。要するに日本人はお買い得・コストパフォーマンスが良いものが大好きな国民性なのですよね。

 

今回のくら寿司騒動を始めとした第二次バイトテロ騒動で、私はこのようなことを思ったのでした。働き方改革と言いますが、非正規雇用で働いている末端の従業員のことも大事にしてほしいものですね。