YOLOしく我が人生

躁鬱、不眠症、発達障害のせいでニートだったけどブログと投資を軸に金融リテラシーが向上してきた精神障害者のブログ

JR四国が瀬戸大橋線以外全て赤字という厳しい収支結果に

   

国鉄が分割民営化した時、三島のJR北海道、JR九州、JR四国は厳しいだろうというのは当初から言われていたそうですね。

この三社の中で一番マシなのはJR九州でしょう。鉄道は赤字でも不動産やホテル経営で意外と順調に儲けが出ているそうですよ。

九州は北海道の様に雪害がありませんし、九州新幹線がそこそこに儲けを出してくれているので経営状況の厳しい北海道や四国に比べたら幾分恵まれているらしいです。

さて、私が焦点を当てたいのがJR四国なわけですが、JR四国はJR北海道、九州と違って新幹線がありません、JRの中で唯一です。

また、ドル箱路線もほぼ皆無です。瀬戸大橋線が唯一の黒字ですがそれも物凄いドル箱かと言われたらちょっと疑問符が付きます。瀬戸大橋線の営業係数は84だそうで、これがJR四国の路線で最大の数値です。

営業係数というのは100円稼ぐために必要な経費を数値化したもので、100未満なら黒字、101以上なら赤字です。この場合84円の経費で100円を稼いでいることにあります。

これを見ると、JR四国が如何に瀬戸大橋線以外がボロボロかがわかります。

地元民にも観光客にも不便な四国の鉄道

 四国は当然ですが車社会です。地方ならどこでもそうですが、やはり鉄道の本数が少ないとどうしても利用しようとは思わなくなりますよね…。

そうなると観光客に鉄道を使ってもらおうとなりますが、鉄道で四国を旅行するのはかなり不便なこと。

線路は瀬戸大橋にしか無いので、香川県以外に鉄道でアクセスするのは遠いです。岡山からしおかぜで松山、或いは南風で高知まで行くのは滅茶苦茶時間もお金もかかりますよね。

それなら飛行機や高速バスを使うわってなるのが人間の性です。時間か交通費どちらかが節約出来ます。四国に敢えて鉄道で行くのは鉄道マニアくらいというのが現実でしょうね。

 

あまりにも儲からないのでバースデーきっぷという超お得なきっぷを発行している

さて、これは鉄道に少しでも詳しい方にとっては常識なのですが、ご存知でない方もいらっしゃると思いますので紹介しておきます。

JR四国は言っちゃ悪いですが本当に儲かってなくて乗車率も少ないので、どうせ空気輸送するくらいならお得なきっぷを発行して人々に乗ってもらおうということでこんな素晴らしいきっぷを販売しています。

それはバースデーきっぷというもので、自分の誕生月のみに買うことが出来るきっぷです。誕生月を証明するために公的証明書をみどりの窓口で提示する必要があります。

有効期間は連続する3日間。これを購入すると、なんとJR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の特急列車に乗り放題となります。しかも普通車用とグリーン車用があります。

青春18きっぷや北海道・東日本フリーパスは普通列車のみなのに、特急列車乗り放題ってこれ普通にすごいですよね。ましてやグリーン車に乗り放題とかかなり太っ腹です。

特急列車に乗りたい時に、その都度このバースデーきっぷを持ってみどりの窓口で所定の列車に乗りたい旨を告げれば無限に特急券を発行してくれますよ。

 

個人的に感じるバースデーきっぷの残念なところ

しかし一見素晴らしいと思うこのきっぷ、欠点もあり人によって向き不向きがあると思っています。

まず有効期間が3日間しか無いということ。3日ということは2泊3日というわけで、宿泊旅行なら2泊しか出来ないということです。個人的にはもっと長い日数を滞在してゆっくり周りたいのですが、ちょっと私としては日数が足りないかなという印象です。

もう一つはよほど沢山乗らないと元が取れないということ。このきっぷ、確かに乗り放題でお得なのですが、旅スポットを短い滞在時間であっちゃこっちゃに移動しまくるタイプの旅行には向いていますが特定のスポットをじっくり見て回るタイプの人間には不向きです。私は後者のタイプですので。

また、沢山列車に乗って元を取りたいと思ってもそもそもJR四国って本数が少なくて特急列車も1時間に1,2本なわけです。そうなってくると沢山のスポットを見て回って、限られた本数の中から列車に乗り継いでいくのは意外とスケジューリングが大変なんじゃないかと思います。

もう少し値段が高くてもいいから有効期間が長いと、私も利用するかもしれないのになぁ、と思いました。有効期間を長いものと短いものの2種類に分けるとかしてもいいと思うんですけどね。

私はそんなに欲張りなタイプじゃなくて、例えば松山に観光に行くとなったら多分松山市内だけをじっくり見るんですよね。松山って普通に大きい都市で観光要素が多いですし、無理して今治とか宇和島の方まで行かないです。

そう考えると、一点集中して滞在するタイプの私には向いていないきっぷだなと感じています。

 

利用客も減っていき今後のJR四国が気になる

鉄道を応援する一番の方法は乗って応援するということだと思いますが、やはりJR四国を利用する機会というのはなかなかやってこないもので。

私としても高松は行こうかなと思っているので、その時はマリンライナーに乗ってくるでしょうが、それ以外はちょっと…となりますよね。多分ほとんどの日本人がそうなるのではないでしょうか。それが冒頭でも述べた通り瀬戸大橋線だけが黒字という事実に繋がってきます。

やはりJR四国の路線がほとんど不便な中、瀬戸大橋線だけは本当に便利ですからね。便利なものに人が流れるのは自然なことです。

瀬戸大橋線は高松市民の生活を根本から変えていますよね。あれのおかげで岡山が通勤圏になり、気軽に通勤通学も出来れば休日岡山にふらっと遊びに行くことが出来ます。

高松にとってマリンライナーは車と同じくらい絶対になくてはならないインフラ、そんなところでしょうか。

私としても車を運転しないので、鉄道はあると助かるところです。しかしあまりにも赤字を垂れ流すから廃線になるとしても、それは仕方がないことだと思います。使っていない人間が存続を訴えても説得力が無いですからね。

鉄道が廃線になるところというのはバスで代替していく場合が多いと思われます、去年廃線になった三江線にしてもそうです。

難しい問題ですが、車が運転出来ない地元の学生、高齢者、そして観光客が立ち往生せずに済むことを望んでいます。