日本でこのようなポスターが話題になったことを覚えているだろうか。
防護服を着て聖火リレーを行う、東京オリンピックを揶揄した韓国のポスターだ。
このポスターが侮辱的だとし、日本は即座に韓国に噛み付いた。
日本からしてみれば、韓国に指摘されたことが面白くないのだろうが、汚染水を垂れ流している時点で強く言える立場では無いだろう…原発問題、汚染水問題を解決してから抗議してほしいものだ。
さて、本題はここからだ。この放射能オリンピックポスター、なんと実は試験的に作ったものであり、本当に韓国中で掲載され、広められたわけではないのだ。あくまでもシミュレーションに過ぎない。
そのことは下に貼る画像を見れば明らかだろう。韓国版NaverまとめをGoogle自動翻訳したので、少々日本語が不自然かもしれないが勘弁願いたい。
2枚目の画像を見ればわかるように、「実際のインストールもされていない写真を日本の保守マスコミでまるで執行されたかのように楽しく広がり行った」
と書かれている。
これを私なりに自然な日本語に直してみたが、こんなところだろうか。
「実際に設置されてもいない写真を、日本の保守系マスメディアが、まるで正式に掲載されたかのように面白おかしく広め、報道した。」
このように解釈すれば自然だ。そう、このポスターはとりわけネトウヨ系の5chまとめブログでセンセーショナルに取り上げられ、嫌韓を煽っていたが実は全くのデタラメ、切り取り報道だったのだ。
4枚目の画像にもこう書かれてある、「写真撮影用にのみただ付着されたが、(中略)拡大解釈して報道した」と。
そう、これは完全に日本のマスコミが拡大解釈し、切り取り報道で騒ぎを大きくしたに過ぎないのだ。
実に卑劣な行いだ。韓国側は何も悪意があってこのようなポスターを作ったわけではない。放射能汚染を心配し、或いは啓蒙活動としてこのような社会風刺のポスターを製作することは普通のことだ、表現の自由もある。
さらに、繰り返すがこれはあくまでも試験的なものであり、正式な形で発行されたり様々な場所に掲載されたわけでもない。
拡大解釈と切り取りでヘイトデマを拡散させた日本の罪は極めて重い。
私からすれば、日本は都合の悪いことは何でも隠す隠蔽国家なのだから、これくらいの疑義の念を抱くのは当然のことだと思うのだが。
さて、一応Naverまとめの元URLを記載しておくので、興味のある方は各自ご覧頂きたい。言語は韓国語となっているが、自動翻訳で大まかな内容は理解できるだろう。
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